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トップ > 市政 > 地域委員会 > 与板地域委員会 > 平成20年度第3回 与板地域委員会会議録

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平成20年度第3回 与板地域委員会会議録

最終更新日 2022年4月1日

会議名 第3回与板地域委員会
開催日時 平成20年11月19日(水)19:00~21:00
開催場所 長岡市与板支所 3階 大会議室
出席者名 【委員】
委 員 大橋瑞恵 
 〃  長田道周 
 〃  笠原良夫 
 〃  椛澤庄栄 
 〃  小林一男
 〃  白井正夫 
 〃  曽根仁志 
 〃  高橋正徳 
 〃  萩野照高
 〃  丸山信雄 
 〃  三浦和子
 〃  山田和子 
【長岡市】
地域振興戦略部 金子部長、吉田特命主幹、田村主任、支所各課長
教委与板分室 山田総括副主幹
【事務局】
笠原支所長、松永地域振興課長、地域振興課地域振興・防災係 石黒係長、
 相沢主査
【傍聴人】 
一般2名、報道1名
欠席者 【委員】 風間清文
議題 (報告事項)
1 長岡市住宅政策マスタープランの策定について
2 各分科会報告について
(議題)
1 分科会提言・要望事項のとりまとめについて
2 先進地視察研修について
審議結果の概要 (報告事項)
 1 長岡市住宅政策マスタープランの策定について
   建築住宅課より報告。
 2 各分科会報告について
   各分科会の経過報告について、各分科会長より報告。
(議題)
1 分科会提言・要望事項のとりまとめについて
   各分科会より提示された提言・要望事項について協議し、市への要望書
   の最終のとりまとめと提出は、委員長・副委員長一任とする。
2 先進地視察研修について
   視察先は、先行的なまちづくりを行っている長野県小布施町に決定し、
   日程は、委員長・副委員長・事務局で協議する。
会議資料 平成20年度第3回与板地域委員会次第(PDF 28KB)
第1分科会第3回~第5回まとめ(PDF 176KB)
地域委員会第2分科会第4回会議内容要旨(PDF 72KB)
地域委員会第2分科会第5回会議内容要旨(PDF 56KB)

審議の内容

松永課長  ただいまより、平成20年度第3回与板地域委員会を開催いたします。
 はじめに丸山委員長より挨拶をお願いします。
【委員長あいさつ】
丸山委員長  お疲れ様です。突然の大雪により道足の悪い中、ご出席いただきありがとうございます。今年も残すところ40日余りとなり何かとお忙しいと思いますが、今年最後の委員会になりますので、ご審議のほどよろしくお願いします。議題(1)に関しましては、各分科会で会議を重ねてこられた内容について各分科会長よりご報告いただき、そのうえで与板地域委員会としての市長への要望を委員皆さんの総意のもとで取りまとめたいと考えています。皆さんからいろいろなご意見をお聞きし集約していきたいと考えていますので、よろしくお願いします。なお、副委員長が本日所用のため欠席で申し訳ありませんが、進行にご協力をよろしくお願いします。
松永課長  続きまして、金子部長より挨拶をいただく予定でおりましたが、渋滞のためまだ到着されておりませんので、到着しだい挨拶をいただきたいと思います。
丸山委員長  それでは、報告(1)長岡市住宅政策マスタープランの策定についての説明をよろしくお願いします。
【報告 長岡市住宅政策マスタープランについて】
(建築住宅課より資料に基づき報告)
丸山委員長  ありがとうございました。それでは、金子部長がお見えですので、2番目の分科会の報告の前にご挨拶をいただきたいと思います。
【地域振興戦略部長あいさつ】
金子部長  皆さん、お疲れ様です。今日は雪が降ったとはいえ遅刻をし、大変申し訳ありませんでした。先般11月29日、与板、栃尾、小国の3地域の委員交流会の懇親会に出席し大変有意義な交流をさせていただきました。こちらの地域としては、来年の「天地人」まであと2か月に迫り、大変盛り上っているかと思います。
長岡地域でも他の地域でも楽しみにしているところです。市では、今、予算編成の真っ最中です。施設の維持管理費のように毎年同じような経費を経常的経費といい、すでに締め切りは終わっています。もう一つ、天地人のための観光キャンペーンや企業誘致のために新しい予算を盛ろうというようないわゆる政策的経費というものがあり、その締め切りが12月3日です。それぞれの課では、来年度の予算獲得のために、日夜、頭を悩ませているところです。予算というのは、ただこれをしたいからといって通るものではありません。これだけお金がない時代で、特に経済の先行きが不透明な中にあると税収も多く見込めませんので、緊縮で組んでいくことになります。来年度は今年度予算の原則10%を削減して要求しなさいという状況です。
そして、ただ削減すればいいわけではなく、いかにめりはりをつけ、どうしてもしなければならない理由をつけて要求していきます。緊急性、必要性、それをやってどのような効果が上がるかを簡潔にまとめ、財政課に説明し、納得してもらい予算がつくわけです。特に最近は、市民参加のまちづくりを進めていますので、皆様方がこれがしたいということを支所や私たちに訴えていただき、それをうまく財政課、市長に伝えることができるかどうかで、予算がつく、つかなかったという結果になるわけです。今日はいろいろご議論いただくようですが、市の予算や政策はこのようにして決まっていきます。我々も関係ある予算については精一杯支援していきますが、支援というのはつけてくださいという支援ではなく、どうしてこれが必要なのか、誰がこれを欲しているのか明確にするという支援ですので、どうぞよろしくお願いします。
丸山委員長  ありがとうございました。(2)各分科会報告についてへ進めます。それでは、第1分科会小林(一)委員お願いします。
【報告 各分科会報告について】
【議題 分科会提言・要望事項のとりまとめについて】
小林(一)委員  それでは、第1分科会の報告をかいつまんで申し上げます。資料に記載しておきましたが、かなり遠慮して書いた文書です。文書にしなかった部分もありますので、その点について若干申し上げてからご報告します。当与板地域委員会は、14名で構成していますが、そのうち3名が議会選出、5名が公募による選出、6名が首長指名という構成で当初発足した委員会で他と違います。そのことについて、まず、理解していただかなければなりません。それぞれに個性があると思います。私たちは、合併協議書を理解すると同時にそれに基づいて議論してきました。今、ご存知のとおり、米国ではオバマさんが当選し改革の時代です。改革を求めなければ進歩は絶対にないです。全部同じ器にいれようというクラシック的、役人的な発想は現代の社会では無理だと思います。そこから脱するために、例えば、何か変化を求めたときに国がこうだ、県がこうだ、議会がこうだ、条例がと、市民のニーズから逃げてはならないと思います。そのことを申し上げて、これからご報告をさせていただきます。まず、経過の中にも書いておきましたが、4項目65課題について第1分科会として論議してきました。これに対して支所側でこれは無理だというものがあったら書面で第1分科会に報告してほしいと申し入れをしましたが、支所側からはとても書けないので担当課長と話をしてほしいということになりました。各担当課長と1時間ずつ話をしたことを要約して書いたわけです。この中からすぐやってもらいたいもの、中長期的にやってもらいたいものを予算執行権限がある人で判断していただいて、地域委員会の首脳部で諮っていただきたいと考えています。
(以下、資料№2に基づき説明。)
資料には書いておきませんでしたが、与板ではほたる事業を行っています。ほたる事業については旧与板町でいろいろな助成をしていました。財政上の問題があるかと思いますが、ご配慮いただければありがたいです。第1分科会としての第3回から第6回までの経過については、資料1にまとめてありますので、一読していただければわかると思います。第2分科会については、これから聞かせてもらいますが、これらをどうまとめるかは、丸山委員長以下首脳部の力量の問題です。是非、期待していますので、市側に対する要望として取り上げていただくようお願いします。予算の締め切りや10%削減についても承知していますが、地域住民の要望にできるだけ応えるように、地域委員会としての力量を発揮して、特に兼続関連について強く要望していただきますことをお願い申し上げて説明を終わります。
丸山委員長  ありがとうございました。続きまして、第2分科会白井委員お願いします。
白井委員  第2分科会ですが、資料1の23ページをご覧ください。第2分科会では、地域づくりの推進について話し合ってきました。いろいろな意見が出た中で、第4回目の会議で、(1)古くて良いものを残していく、(2)きれいなまちにしていく、(3)地域の子どもたちを応援していく、(4)若い世代の交流の場をつくるの四つにしぼり話し合ってきました。そして、会議で出た意見を踏まえ、(1)古くて良いものを残していく、(2)きれいなまちにしていくの二つにしぼって各自の思いを書き、第5回目の会議となりました。一人ひとりが持ち寄ったレポートについて話し合った意見をもとに資料2の地域づくりに関する提言書を作成しました。
(以下、資料2に基づき説明。)
丸山委員長  ありがとうございました。第1、第2の各分科会長からまとめの報告をいただきました。皆さんには、以前、栃尾地域の要望書を配布してありますが、栃尾地域委員会では越後栃尾温泉福祉施設の建設を平成21年度要望として上げています。第1分科会の報告に関しては全部大事な問題ですが、中長期的なものもあるかと思いますので、皆さんの意見をお聞きし、平成21年度要望について全員の総意のもとでまとめ、要望したいと考えています。それぞれの分科会のまとめについて、皆さんからご意見をお聞きしたいのでお願いします。
金子部長  第1分科会、第2分科会とも熱心にご議論いただきありがとうございました。市長が要望書をいただく場合に、十分これを議論していただいているかがポイントだと思います。地域委員会を設けたり、分科会を設けたりということは、その中でどれくらい議論がなされて、その成果としてこれを要望しようと上がってきたかがポイントになると思います。そうしますと、要望書について、委員長さん以外にこれはどういう意味かと尋ねたときに、これはこういう背景でこういう議論をしてこういう要望になりました、とご説明いただく必要があります。議論をすることが大事だということです。今、テレビでは「シンクグローバルアクトローカリー」といって、地球規模で考え行動は地域規模でやりましょうと手話を交えて言っています。
地球温暖化対策はまさしくそうです。地球温暖化を防ぐためには環境家計簿をつけるとかアイドリングストップなど個人ができることも大事ですが、地域委員会として上げていただく要望は、目を閉じたときに与板のことだとわかることが理想だと思っています。決して地球規模のことや長岡市全体のことを議論しないようにとは申しませんが、議論されたのであれば、その経過はどうだったのか、皆さんの意見はどうだったのかが重要なのではないかと思います。それこそが地域委員会で、これが困っている、これならできるということを要望として強く訴えることが、土俵の上で競い合って最後に残るということになるのではないかと個人的には思っていますので、感想として申し上げます。
小林(一)委員  私は部長の意見と違います。それは役人の逃げなんです。私は第1分科会の代表としてまとめたわけですからどこにでも行って説明します。
金子部長  それについては、要望として上がるという場合にはそういう方法もあるということで伺わせていただきます。
高橋委員  私は第1分科会ですが、今、小林分科会長が言われたことを市長の前で説明せよと言われた場合、いつでもできます。与板は2009年の「天地人」が目の前にきているんです。駐車場とトイレの整備をしてもらわないとだめです。私は土地を提供してくれる方にお願いもしましたし、お金もそれほどかかりません。いつも言っていますが、来年のドラマは一生に一度しかありません。私は、三重県での農業サミットに参加し、二千人くらい集まった中で時間を借りて市長名代として大河ドラマについて話をさせてもらいました。今すぐにはいかないと言っても1月から始まります。本与板城と与板城に仮設の大駐車場とトイレを作っていただきたい。これは皆さん賛成だと思います。本日は、市議会議員の方が傍聴されていますので、この機会を借りましてもう少し話をさせていただきます。長丁の道路ですが、消雪パイプを入れ替えてまだ一度も使っていません。舗装は今年の春先か、去年の秋に全部きれいになりました。それをまた破って側溝を入れています。仕事の中で前後することや後戻りも仕方がないです。
3、4年前ならわかりますが、昨日、今日した所にお金を使って、駐車場一つできないことにがっかりします。市議会議員の方もそういうことを議会で指摘してもらわないとですし、やっぱり税金ですから有意義に使っていただきたい。まず、トイレ付の駐車場だけお願いしたいと思います。
丸山委員長 他にありませんか。
椛澤委員  例えば、長岡市が駐車場を作りたいので貸してくれという場合と地元の人が提供して仮設のトイレだけ作ってくれという場合では、手続きは踏まなければならないでしょうが、どちらもハードルは高いものなんですか。
金子部長  それは作ることが決定すれば、どちらの方が市としてはお金をかけずにできるか、手間ひまがかからないかと考えれば、用意していただいた方ということになるでしょう。作る、作らないという話は、詳しいことはわかりませんので申し上げることはできないのですが、最大瞬間風速を考えるか、あるいは、平常的に考えるかにもよると思います。実際に駐車場の話を議論されている場面におりませんので、詳しくは申し上げることはできません。
小林(一)委員  高橋委員からは、一年間、分科会で話を聞かせてもらいました。私が前にいた会社は観光事業もしていましたのでよくわかりますが、やっぱり観光には駐車場と手洗いが必要です。ポケットパークというところもありますが、作っていただかなければならないと痛切に感じています。先日、富山市の風の盆に行ってきました。仮設トイレがずらっと並んでいて、終わるとさっと引き上げる。データを調査して何年も続けており見事なものです。手洗いと駐車場が絶対条件なんです。兼続は、一過性か、リピーターを引き付けるのかいろいろな手法があります。
19年3月に地域自治振興室が観光プランを作っていますが、それを以前から実行すれば何のことはなかったと思います。もう矢は放たれたのですから、最大限の努力をして多くの方から地域に来ていただきたいです。先日、資料館に行きましたらお客さんが大勢来られていて、職員が1人しかいなかったので手伝いをしました。下見にこられた方に説明をしましたら、月岡に泊まるそうです。全体的な観光をきちんととらえてもらわなければなりません。役人的発想ではだめです。今言っても仕方ないですが、みんなで力を合わせて予算を工面して、どうしたらよくなるか前向きに考えなければなりません。政策的経費に出せばすぐできるんです。高橋委員が言ってることは、第1分科会では全くそのとおりなわけですから、是非、ご配慮いただきたいと思います。
金子部長  いろいろお考えもあるだろうし、語りだせば熱が入ることもわかりますが、私は、これをいいとか、悪いとかジャッジをする権限を持ち合わせていません。いかにしてこのような要望が形作られて上がってきたかというところをつぶさに感じて正確に上に伝えていく、それが仕事だと思っていますので、よろしくお願いします。
高橋委員  部長は、9地域の地域委員会に顔を出されるわけですよね。そのときに前もって支所から資料をもらって、一読し、我々がしたことの半分くらい把握して来られた方がいいのではないでしょうか。
金子部長  全部読んできています。ただし、予算を決めるプロセスというのは、私が申し上げるとか、私が大きい声を出すとか、私がたくさん文章を書くとか、そういうことで決定する話ではないということを申し上げているのです。ですので、正確に皆さん方の気持ちを要望として出していただいて、それを上げるということになります。
高橋委員  それでは、ここで話したことは持っていくだけですね。
金子部長  そのように受け取られても仕方がないですが、どのようなやり取りがあったかは答えます。
高橋委員  今、与板は特別な時期です。皆さん賛成しているのに、こんな簡単なことができない、こういう機会だから言っているのです。
丸山委員長  第1分科会では観光対策として来年度早急に駐車場を作ってほしいという意見ですが、第2分科会からは地域づくりのための町内看板の設置が意見として上がっているわけですので、委員会としてはどちらかにしぼって実現できるものを要望として上げなければなりません。その辺を踏まえて皆さんから意見をお聞きしたいと思います。
笠原委員  第1分科会、第2分科会の報告をうけ、地域委員会としては、中長期的なものを一案、すぐやってほしいものを一案としてまとめようとされているのですか。それとも一つなのか、どう考えられているのですか。
丸山委員長  来年度に向けて実現していきたいものを重点的に要望し、中長期的なものについては別に要望していくということです。
笠原委員  第1分科会としては、すぐしてほしいものは小林(一)委員、高橋委員が言われたように駐車場等が一致した意見です。中長期的なものは、第2分科会の意見を聞いて考えようということでした。ですので、どちらかにまとめていただきたいです。
丸山委員長  中長期的なものは、委員長と副委員長でまとめ、皆さんからご意見を聞いたうえで、長岡市に対し要望したいと考えています。とにかく、来年すぐしてほしいものを皆さんの総意で決めていただきたいと思っています。
長田委員  私は第2分科会ですが、今ほど高橋委員からかなり激しい口調で話があって皆さん誤解されることがないようにお願いしたいと思います。私も与板で兼続のボランティア団体で動いている一人ですが、駐車場等が全て与板の民意なのかと言われれば乱暴なところもあると思いますが、ボランティア団体で大河ドラマにからめてイベントをしていく、観光客の対応も考えていく中で、駐車場等に関しては危機感があります。今ほど高橋委員が言われたことは、第2分科会の私でも同じような考えを持っているところですので、付け加えさせていただきます。
丸山委員長 他にありませんか。
小林(修)委員  私も第2分科会ですが、白井委員がさっき言われたことは来年度すぐに実施してほしいということではありません。ワークショップで各町内や地域の声を取り上げて、その中から具体的に看板設置の計画を立案していく、いわば、中長期的な立場でこのプランを上げているわけです。
駐車場の話はいますぐ実現という話ですが、看板設置については来年度設置しなければならないということではありません。
萩野委員  遠慮しなくていいと思います。私も第1分科会ですけれども、第2分科会の意見には大賛成です。今までどおりの町名はこれも一つの兼続関連ですので、すぐにしてもらった方がいいと思います。私も第1分科会ではいろいろな要望があって、与板の特色あるものだけにしようと意見を出したこともあります。それから、一刻も早く兼続関係の事業費があるところは手をつけてほしい。極めつけは、旧コンビニの跡地です。資料館は工事中で観光客は資料館が閉まっていることを知らないので、どこに行けばいいでしょうかとなります。旧コンビニの跡地の計画がありながら、まだ着工に至らない状況です。私どもは観光を重点に議論し、兼続関連のものについてすぐ着工してほしいという意見も言いました。いくら要望しても実行されていないものがたくさんあります。委員長、副委員長によく取りまとめてもらって、再度、要望し直した方がいいと思います。
丸山委員長  資料館については、後ほど事務局の報告もあろうかと思いますが、旧コンビニ跡地については担当課長からお話をお聞きしたいと思います。
椛澤委員  市の予算の中で政策的予算というものがあるということですが、産業課等でどのような予算取りをしようといったことがあると思います。天地人が決まった段階で直江プロジェクトですぐ出た意見が駐車場です。農業関係も産業課の所管です。与板ではブロックローテーションで減反をしており、減反扱いでシートを敷いて仮駐車場にし、期間が過ぎれば田んぼに復元するという話はしたと思います。去年の今頃までに予算付けしてほしいことを全部出したのですが、現実どれがどうなったのかほとんど見えていません。がっかりというのが正直なところです。実際、民間の者が要望して上げていっても形にならない。よく官と民の協働作業、民の意見を聞くといいますが、聞きましたという既成事実だけが残って、集められた意見が具体的な形になっていません。そういう経緯があるので、産業課で政策的予算でどういう要望を出したのか、今の段階では言えないかもしれませんが、聞くことはできないのでしょうか。
丸山委員長  兼続関係の話が多く出ているようですので、市として考えていることについて産業課長からお願いします。
産業課長  産業課から、駐車場の問題と旧コンビニ跡地について話をさせていただきます。旧コンビニ跡地については、私どもも早く作るように準備は進めていたのですが、補助事業という形の中で計画変更が確定にならないと手をつけられないことから停滞しました。明後日が入札日と聞いていますので、12月中に全て作業を進める形で考えています。駐車場問題については、来年の大きな課題ですので、高橋委員が言われような農地を借りる手法、民間の空き地を活用する手法、二本立ての中で検討していることは間違いないところです。ただ、これができるとかできないという話をできる状態ではないので、それについてはご容赦お願いします。
高橋委員  来年の課題と言いますが、あと1か月しかないのです。場所も城跡まで1時間もかかる所では誰も行きません。これだけボランティアで段取りしているのになぜできないのか、みんながしてくれと言ってることがなぜできないのかと思いませんか。
金子部長  お気持ちはわかりますが、私ができるとかできないとか、やるとかやれないとか言うことはできません。
小林(一)委員  椛沢委員の話はそのとおりだと思います。第1分科会では財政について勉強会を行いました。平成19年度決算審査委員会が終わり全部資料をもらって研究しているところです。20年度は予算執行中ですので、これだけ予算がついてどうなるのか中間で報告してもらわないと困ります。その点を含め資料を出してもらいたいと要求していますので、それを見させてもらいます。議会が終わらないと出せないこともわかりますが、市長が提案された予算は別の代案が出て議会で論議されたということは聞いていません。したがって、議会にかけた時点で与板にこれだけの予算がついたと公開してもらいたい。それを見て第1分科会としては、市の財政を含めて総括したいと思っています。椛沢委員が言われたように公開してもらわないと閉塞感を感じてしまいます。合併して後戻りはできないんです。是非、椛沢委員の意見を踏まえてきちんとしてもらいたいと思います。
金子部長  できることはやっているわけですし、駐車場の件についても産業課長から話があったようにいくつかの意見を考えています。20年度予算の話もありましたが、今、予算として計上するのは21年度当初予算です。ご要望についてはお聞きしましたので、これ以上言われても予算を上げて議会を通してはじめて執行できるわけですから、先に進めていただきたいと思います。
小林(一)委員  部長のおっしゃることもよくわかります。例えば、予算原案を各地域委員会に配って情報公開してもらえばいいと思います。与板の地域委員会に対して、こういう予算提案をしましたと報告しそこで勉強して、決めるのは議会で決めてもらえばいいわけです。
丸山委員長  第1分科会からは観光対策の駐車場、トイレの問題、第2分科会からは町内看板の設置についてそれぞれ提案されました。最終的には与板地域委員長名で市長に来年すぐにやってほしいものを要望しなければならないわけですので、皆さんの総意のもとで決定していきたいと考えています。よろしくお願いします。
長田委員  第1分科会、第2分科会で共通するものがまず第一になるかと思いますが、さきほど説明があった住宅マスタープランの与板の特性の中に中心市街地の店舗活用がありました。与板のアーケードは与板の特色ある町並みだと思いますので、与板らしい看板の設置についてアーケードを雁木に改装するなどのアーケードの考え方を含めたワークショップをする予算を来年度に要求してもらいたいと思います。
曽根委員  私は第1分科会ですが、第2分科会の町内看板を設置し旧町名を掲げることは、廃線敷事業終了後に観光客が遊歩道、自転車道を利用して遊びにくることもあると思いますので、非常にいいことだと思います。私は、消防団の与板方面隊長をしています。長岡市に統合で住所の呼び方が変わり、与板は甲、乙が広いので消防団員が火災のときに場所がわかりにくい状況です。旧町名にするには、膨大な時間と費用がかかるので仕方がないとしても、表示が変わったのは残念でならないと思います。
丸山委員長  他にありませんか。
山田委員  委員の皆さんの意見はおっしゃるとおりだと聞いていました。私は第2分科会です。直江兼続のドラマ化は一生に一度しかないことで、1月から始まるわけです。もし、1月1日に家で行事があれば、12月31日にすべてセッティングします。明後日、旧コンビニ跡地の入札で12月31日までに工事が終わるのか、そして、1月にお客さんを受け入れられるのか
わかりません。駐車場もドラマが始まれば皆さんお越しになると思うのですが、バスはどこに停めればいいかということになります。全てが後手後手にまわっているように見受けられます。駐車場のことは高橋委員が去年から言われていて全くそのとおりだと思います。看板については、与板は城下町でかぎの手になっていますので、そこに「泉の出る泉丁」など名前に関係したことを一言添えて木の大きい看板を設置しようということです。県外から来られた観光客にも城下町なんだと、こういういわれがあるんだと分かりやすくしようということです。どちらにしても、兼続に間に合わせようと話し合ってきたことで、これから全部予算付けではドラマが終わってしまい、全てが間に合わないと思って聞いていました。ここで結論を決めるのか、それとも、支所と正副委員長がもう一度話し合って決めるのかお聞きしたいと思います。
丸山委員長  それぞれの分科会でまとめた意見ですので、どちらも一歩もひけないということはわかります。今日、副委員長はいませんが、私たちに一任していただいて与板地域でこれというものを市長に要望したいと考えていますがどうでしょうか。
小林(一)委員  一任もいいですが、いろいろな経過があるわけですので勝手に委員長、副委員長で決めてもらうのは困ります。まとまったら一旦各分科会に下ろしてください。
(一任の声あり。)
白井委員  うまく言えないんですが、地域委員会の役割として要望できるものが決まっているように思います。地域委員会が駐車場が必要ということ自体が場違いな気がします。私たちが考えたことをやれというのは間違いで、私たちがこう考えているので地域住民と行政が話し合っていいものを作ってくださいという提言ができる場だと思います。地域委員会の形としては、第2分科会のようにみんなが意見を出し合って、住民がこれからの与板町はこういう町がいいという考えに基づいた要望の仕方が一番筋が通っていると思いますので、できれば通してほしいと思います。
小林(一)委員  基本的には白井委員の言われることはわかりますが時間がないんです。初めから市役所がやっていれば文句なんてない、やらないからこういう意見が出るのです。去年から地域委員と住民の対話集会をしてくれと要望してもやらない。そんなことばかりだから、地域委員会は役に立たないという批判が出るんです。
丸山委員長  わかりました。駐車場等の問題については、来年早々に実現しないと意味をなさないわけですので大事かと思いますが、私どもに一任していただいて、要望が一点になるのか二点になるのかわかりませんが、その他の中長期的な問題については文書をまとめたうえで皆さんから目を通していただきたいと思います。
小林(一)委員  いつまでにまとめて提示していただけるのでしょうか。もし、漏れていた場合は自分でやります。
山田委員  地域委員会という会で要望するものなので、単独というのは無理だと思います。そのための委員長です。
丸山委員長  まとめたものを皆さんから見ていただいて修正を加えたいと思います。よろしいでしょうか。
(異議なし)
椛澤委員  駐車場については産業課も考えているでしょうから、高橋委員を加えて候補地の情報提供をしてもらって考えていけばいいと思います。
丸山委員長  それでは、(2)先進地視察研修についてを議題とします。事務局お願いします。
【議題 先進地視察研修について】
松永課長  先進地視察研修について、皆さんからご意見を伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。地域委員会が二つの分科会に分かれましたので、それぞれのテーマに関連ある先進地の視察ができればということから、分科会が開かれるごとにご意見を伺ってきたところです。第1分科会については、与板の打刃物が伝統工芸品に指定されていますので伝統工芸品がある地域の取り組みや振興を勉強したいという意見がありました。もう一点、NHKラジオで長野県小布施町でサイクリングで町を周遊するといった放送があったということで、与板地域でも自転車を貸し出していますので、いい研修場所ではないかという意見をいただきました。第2分科会では、看板の設置について、ある委員さんから長野県の小布施町でユニークな看板が見られるということを写真で提示されました。そういうわけで、それぞれ分科会で協議の内容は違っていたわけですが、たまたま、それぞれの分科会から長野県小布施町の名前が出てきましたので、遊歩道を周遊する整備計画、それを含めた看板設置を中心に研修に出かけてはどうかと提案させていただきます。小布施町の人口は、10月1日で、11,241人、面積が19.07㎡です。小布施町と聞けば、葛飾北斎、栗が有名な所ですが、いろいろな方面でまちづくりを先行的に実施されています。時期についてはこれから冬に向かいますので、委員長、副委員長と検討させていただきますが、与板と共通な部分を小布施町職員からご説明をいただき施設見学を含め計画していきたいと考えていますので、提案させていただきます。よろしくお願いします。
丸山委員長  事務局から小布施町ということで提案がありましたが、この案でよろしいでしょうか。もし、異存なければ副委員長と日程等を相談してご案内したいと思います。
山田委員  今年中でしょうか。
丸山委員長  今年は難しいと思います。地域委員の任期が3月31日ですので任期中ということになります。
小林(一)委員  小布施町については関西大学の白石教授の講演をたまたまラジオで聞いたので提案しました。与板にも自転車が9台ありますが、利用率が0.01%でほとんど利用者がありません。3月に行って与板もやりましょうと言っても6月補正ができるかということになるので、そういったことも考えて日程調整してください。
丸山委員長  今、提案申し上げた小布施町で研修を行うことでよろしいでしょうか。日程は相手がありますのでこちらにおまかせいただいてできるだけ早く計画したいと思います。できましたら全員の方にご参加いただきたいのでよろしくお願いします。
(異議なし)
丸山委員長  以上で議題を終了いたします。長時間にわたりご審議いただきありがとうございました。各分科会の要望については、副委員長、事務局と相談のうえで要望書として市長に提出したいと考えていますので、よろしくお願いします。これから皆さんお忙しくなると思いますが、ご自愛いただきますようお願いします。本日はありがとうございました。
以上

このページの担当

与板支所地域振興・市民生活課
TEL:0258-72-3101  FAX:0258-72-3331
メール:yit-chiiki@city.nagaoka.lg.jp

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