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トップ > 市政 > 地域委員会 > 寺泊地域委員会 > 平成26年度第1回 寺泊地域委員会会議録

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平成26年度第1回 寺泊地域委員会会議録

最終更新日 2022年4月1日

会議名 第1回  寺泊地域委員会
開催日時 平成26年5月14日(水)
午後3時から午後4時50分まで
開催場所 寺泊支所2階  大会議室
出席者名 (委員)  12名
委員長        河合  潤一
副委員長     三浦  公司
委  員         大塚  かおる
 〃           後藤  敬一郎
 〃           竹内  正彦
 〃           平石  久子
 〃           藤田  功
 〃           藤田  久一郎
 〃           丸山  伊織
 〃           山賀  豊寿
 〃           山田  陽子
 〃           渡邉  浩美

(市  側)
渡邉地域振興戦略部長、腮尾地域振興戦略部課長
野島市民生活課長、八子産業建設課長、土田総括副主幹

(事務局)
関根支所長、新谷地域振興課長、八子係長、担当係員

傍聴人  一般1名、報道1名
欠席者名 年友要子委員、山田榮三郎委員
議題 議題
(1)大河津分水路の調査着手について
(2)平成26年度長岡市地域コミュニティ事業補助金交付団体の決定について
(3)『地域の宝』の磨き上げ事業(仮称)について
報告
・平成26年度長岡市予算(寺泊支所)の概要について
審議結果の概要 議題
(1)大河津分水路の調査着手について
信濃川河川事務所が説明し、各委員から質問や意見を述べてもらった。
(2)平成26年度長岡市地域コミュニティ事業補助金交付団体の決定について
補助金交付対象団体の審査を行ったもの。応募団体は「地域を良く知ろう会」の1団体。当該団体から、事業内容、事業目的、事業効果等の説明を受け、当地域委員会において挙手による多数決により、「地域を良く知ろう会」を補助金交付対象団体とすることに決定した。
(3)『地域の宝』の磨き上げ事業(仮称)について
地域振興戦略部が説明し、各委員から質問や意見を述べてもらった。
報告
(1)平成26年度長岡市予算(寺泊支所)の概要について
資料に基づき説明。
会議資料 第1回委員会次第(PDF 45KB)
資料No.1(PDF 3,031KB)
資料No.2(PDF 354KB)
資料No.3(PDF 564KB)
当初予算寺泊地域(PDF 169KB)

審議の内容

【開会】
委員長 (省略)
【あいさつ】
地域振興戦略部長 (省略)
【議題】
(1)大河津分水路の調査着手について
委員長  それでは議題に入ります。先般、4月20日に燕市の大河津出張所で分水路の建設工事など殉職された人たちの慰霊式と、大河津分水路改修のための調査着手式が行われました。本日は、今後の調査の進め方等について、この地域委員会の場で説明していただくことになりました。それでは、事務局よろしくお願いします。
支所長  皆さま御承知のとおり、本分水路は運用以来一世紀近くを経過いたしておりまして、関連施設の老朽化や地形的にも構造的にも色々な問題が指摘される中、平成23年7月の豪雨では一部では氾濫危険水位を超える危険な状態となったことは皆さま記憶に新しいところです。そのため、信濃川水系全体の放水処理能力を向上させ、地域の安全・安心のためにもこの分水路の改修が早急に実施しなければならない最重要な根幹事業でもあります。このようなことから、これまでも委員の皆さまには地域に関する重要案件として関連する動向などを報告させていただいておるところでございます。
 国土交通省では、4月20日に改修調査着手式を開催され、今後本格的な調査・検討作業が動き出す段階となりました。そんなことから、去る12日の市議会特別委員会に引き続きまして、本日の地域委員会で皆さまに内容等の説明をされるものであります。また、参考でございますけれど地域の説明では本日の夜に河口部の周辺集落・町内会を対象に、明日の夜には地域内全集落・町内会での説明会も予定されております。委員の皆さまには、あらかじめお知らせをいたすものでございます。
 本日は、北陸地方整備局信濃川河川事務所及び河川港湾課から出席をいただいておりますのでよろしくお願いします。
副所長 (資料:「大河津分水路について」により説明)
委員長  只今の説明に対して質疑に入ります。皆さん質問等ありましたらよろしくお願いします。
委員  事業展開イメージ図の中で、今現在調査の段階とおっしゃってましたけど、事業②③④の年度はどのくらいになりますか。
副所長  やっと着手した段階で、この事業にかかる手続きは色々なステップを踏まなければいけません。計画段階評価とか事業をするために色々手続きを踏んでやっていくものですけど、なるべく早く事業化したいところではございますが、ようやく調査に入った段階ですので、いつ事業化というのはまだお答えしにくい段階です。
委員長  住民意見の聴取というのはどのような形でされましたか。
副所長  住民意見の聴取の方法としては、会場を設けて説明をさせてもらってその場で意見を聞くというやり方があります。市ごとに流域5箇所ほどでやっているのですが、長岡・燕地区でいいますとそれぞれ3回の懇談会で意見をお聞きしています。この他にホームページとか配布資料を通じてアンケートを取りながら色々ご意見をいただいた中で、反映できるものは反映させているということでございます。
委員  地域の人たちが非常に興味津々だと思いますけど、大体説明というのはこの範囲と捉えてよいのでしょうか。今お話できるのはこの程度ということでしょうか。
副所長  これから調査をしますので、今の段階でお話できるのはこの程度になります。
委員  私たちは渡部橋の1㎞上流で8haほど耕作しています。地元ではいつまで耕作できるんだろうなという話もでていますが、いかがでしょうか。
副所長  今ある堤防をいじる予定はありません。例えば浸透対策で少し太らせることもあるかもしれないですけど、大きく川幅を広げるということは今のところ考えておりません。
委員長  野積地区では非常に関心があるんですね。今日の説明はこれで良いのですけど、もっと具体的に聞けるかなと期待していました。例えばこういう計画は50年・100年・200年と長いスパンで行われますけど、そうした場合、今住んでいる方、それから生活の糧にしている方に色んな影響があると思うんですけど、今後色んな意見・要望を聞くときにフィードバックしていただいて100年・200年の備えにできたらと思います。野積地域では、ライフラインの上下水道とか地形の関係もあるのでしょうけど後回しになることもままあります。地域の皆さんの要望事項とか聞いていただいて、それが全部反映されるかどうか別としまして計画を進めていただければと思っております。
副所長  これから具体的調査である程度進んでいく中で、段階段階で説明していって、色々ご意見をお聞きしながら検討するようにしたいと思っています。
委員  流量を多くするということで、川から流れてくるゴミ等、かなり寺泊の海岸に漂着すると思いますが、そういう対策はお考えですか。
副所長  流域全体で考えていかなければならない問題だと思います。今の可動堰も堤防の前で溜まったものは船で取ったりしてますので、前よりは止めやすくなっていると思います。どうしても流れてくる物を止めるというのは難しいものがございます。流れてくるのは上流からなので、流域全体で考えなければいけない話だと思います。
委員  これからの課題だと思いますけど、拡幅調査地というのが川の左右をとっていますよね。そうすると単純に両方削る場合、片方削る場合、色んなパターンがあると思うんですけど、今の段階ではこの調査を待って右に振れるか左に振れるか両方に振れるかということになっていくんでしょうか。
副所長  今決定は出来ないんですけど、我々の机上の検討では今の地滑りの状況とかを踏まえると、左岸側を拡幅する方向で検討するのが良いんじゃないかなということは思っています。具体的にはこれから調査に入った中で決めていかなければならないことがありますので、ハッキリは決められないですが、今の段階では左岸側なのかなと思っています。
委員  その根拠というのは何かあるんですか。
副所長  地滑りの関係があったり地質の状況を踏まえると、そっちが良いのかなと思います。
副委員長  左岸あるいは右岸という話がありましたけど、地元の方が一番の関心事なんですね。おおよそ地質調査をやられて、どの程度で地元にある程度の方針を説明できるものでしょうか。
副所長  地質調査をしてある程度設計をした中での説明になりますので、いつ具体的にお示しできるというのは、今の段階ではお示しできません。
副委員長  地元の方にすると早めにお聞きしたいと思います。
副所長  なるべく早めにお伝えしたいと思います。
委員長  他に無いようですので、質疑を終了させていただきます。信濃川河川事務所並びに河川港湾課の皆さん、大変ご苦労さまでした。
(北陸地方整備局信濃川河川事務所、河川港湾課  退室)
(2)平成26年度長岡市地域コミュニティ事業補助金交付団体の決定について
委員長  審査の方法について、事務局より説明をお願いします。
地域振興課長  審査にあたりましては、公開プレゼンテーション方式により行います。最初に、申請団体から事業内容等を10分間を目途に説明していただき、次に説明に対しての質疑を行います。質疑の後、申請団体が退席されますので、退席後に補助金の交付対象団体とすることの適否について、決定していただきます。
 決定にあたっては、申請団体が1団体のため、挙手による多数決でお願いします。その際、お手元にお配りした資料の選考項目、地域活性化の波及性、事業実現性、団体および事業の発展性、独自性・先駆性の4項目を基準として決定をお願いします。
委員長  只今の事務局の説明に対して不明な点等ありませんか。
(なし)
委員長  無いようですので、只今事務局が説明したとおり進めさせていただきます。
 これから、応募された団体の審査に入りたいと思います。
(地域を良く知ろう会  入室)
委員長  それでは、受付№1  申請団体「地域を良く知ろう会」を議題といたします。事務局より説明をお願いします。
地域振興課長  今年度の応募団体は、「地域を良く知ろう会」の1団体であります。「地域を良く知ろう会」の事業概要を説明します。会員数は24名。事業名は、地域情報発信事業。事業実施の目的は、申請団体から説明がありますので、省略させていただきます。事業実施期間は、平成26年4月から平成27年3月まで、事業予算は、640,280円、補助金申請額は500,000円です。
 なお、事務局における1次審査においては、発行当時の関係団体に了承を得ているかを確認したところ、了承を得ているということでしたので、ご報告を申し上げます。
委員長  それでは、地域を良く知ろう会さん、ご説明をお願いします。
地域を良く知ろう会  事業名は地域情報発信事業で、目的は大河津地区・山ノ脇地区で発行された「集落史」を再編集して、次世代により判りやすく継承していく。そして、生まれ育った集落への愛着や一体感を醸成し、地区全体の地域振興を図る。内容につきましては、昭和42年頃から編集・発行されました小冊子の集落史があります。内、3集落の冊子につきましてはワープロ文字化されておりまして、残りの7集落の冊子は当時のガリ版印刷であります。その中身を読みますと大変貴重なことが書かれておりまして、これをなんとかワープロ文字化してより読みやすくし、残しておきたい。それと同時に、その中に書かれている内容が地域のことをここまでよく調べたと感心させられるほどの内容でしたので、この内容を我々の会を通じまして多くの市民の方に知っていただきたい。そして、それを継承していきたいという事業内容であります。
 今日の審査をいただいて申請が許可された場合ですが、平成27年3月までの間に7冊の復刊をしたい。センターおおこうづを拠点にし、「地域を知ろう会」のメンバーが中心となり、既存の「温古会」の事務局とも協力しながら、勉強会等を開き、「会」の事務所にて編集作業をします。印刷製本は企業にお願いをする予定であります。復刊された冊子については、「会」の関係者とその「集落史」の集落の方々に配付するものと、長岡市の関係部署に寄贈いたします。
 本年度の事業スケジュールですが、5月から平成27年2月にかけまして数回勉強会を開催したい。集落史の復刊につきましては、許可いただいた後4月から6月にかけましては「入軽井村沿革史」「小豆曽根村と竹内家」という2冊を編集・印刷・製本・配付・寄贈したい。7月から9月にかけましては、「田尻村と金ヶ崎」「五分一村と有信村」この2冊を同じようにしたい。10月から12月にかけまして、「萬善寺村と舟岡山萬善寺」「矢田村覚書」を同じようにしたい。年度が替わりまして1月から3月にかけましては、「敦ヶ曽根村考」を同じく再現したいと思います。これによる地域活性化の波及
性ですが、4つほどあげました。一つ目、私たちが集落や周囲の史跡にもっと関心を持ってもらおう。二つ目、小学校の児童や先生方そして父兄家族の方々から関心をもっていただきたい。三つ目、今忘れられようとしている大切な何か、或いは、自分が生かされている現時点を再認識しようと。四つ目、記述された内容で良きところは、広く多くの人たちに知っていただきたい。という考え方であります。
 本年度の事業スケジュールですが、5月から平成27年2月にかけまして数回勉強会を開催したい。集落史の復刊につきましては、許可いただいた後4月から6月にかけましては「入軽井村沿革史」「小豆曽根村と竹内家」という2冊を編集・印刷・製本・配付・寄贈したい。7月から9月にかけましては、「田尻村と金ヶ崎」「五分一村と有信村」この2冊を同じようにしたい。10月から12月にかけまして、「萬善寺村と舟岡山萬善寺」「矢田村覚書」を同じようにしたい。年度が替わりまして1月から3月にかけましては、「敦ヶ曽根村考」を同じく再現したいと思います。これによる地域活性化の波及性ですが、4つほどあげました。一つ目、私たちが集落や周囲の史跡にもっと関心を持ってもらおう。二つ目、小学校の児童や先生方そして父兄家族の方々から関心をもっていただきたい。三つ目、今忘れられようとしている大切な何か、或いは、自分が生かされている現時点を再認識しようと。四つ目、記述された内容で良きところは、広く多くの人たちに知っていただきたい。という考え方であります。
 「地域を良く知ろう会」は、平成23年8月6日に構成24名で立ち上げました。この「会」の目的は、周辺地域内の自然環境と景観や史跡を知り、そして生産活動している情報を知り、その情報を発信し、その活動を持続発展させるべく努力し、地域の活性化につなぎ、強いてはまちづくりに寄与することを目的とすることで、「会」を立ち上げました。
 これまでの「会」の活動実績ですが、平成24年度は市の活動団体補助金助成事業の申請を出しまして、「花と景観マップ」「地場産活動マップ」を作成し配付しました。25年度は、市民活動推進事業補助金の申請を出しまして、ボンボリの製作と設置・撤去、これは寺泊駅前付近の八重桜開花時期に合わせまして約20日間ボンボリを設置しました。それから、「史跡と寺マップ」「神社マップ」二つのマップを作成しました。その他に、「高内村のおいたち」という小冊子を復刊して、集落と関係者に寄贈させていただきました。
 補助実績は、24年度は150,000円。昨年は、268,000円の補助を受けています。継続申請の理由ですが、復刊に係る費用の確保が見込まれないことと、勉強会を通じて継続的に活動したいということで、1年目の今年は集落史の復刊と寄贈、それに関する勉強会。2年目は、集落史に関係する勉強会をしていきたい。3年目もこれを継続していきたい。
 よろしくご審議をお願いしたいと思います。
委員長  只今の説明について皆さんの方から質疑等がありましたらお願いします。
委員  「高内村のおいたち」については既に復刊したということですよね。それで今現在、文化センターはまなすにガリ版刷りの史料がありますよね。それをワープロ化したいということですか。新たに編纂していくということではないのですか。
地域を良く知ろう会  改訂版にすると面倒な問題が発生する場合があるものですから、著作権とかの問題もあって、ガリ版刷りの物をそのままワープロ化させてもらうというのが現状です。冊子の最初のページにお断りをつけさせてもらっていますが、市の図書館の史料室の方のご指導で勝手にやってはならないものですし、ワープロの中に無い文字はあらかじめ判りませんという表示をしなさいとか、著作権の関係は書かれた方がおられればその方の了解を得てからにしなさいとか、そういう条件をきちっとしてからでないと駄目ですと言われました。当然、送り仮名とかの問題についても、そのまま書いていただきたいと。今でいう振り仮名とか送り仮名でいうとこの字はおかしいんじゃないかと言われますけど、そのまま残すのが本来の復刊だと言われました。実際ワープロ化すると読みにくいという部分もありますけど、それを変えるとうまくないことと、当時42年頃の著作された物から比べますと既に40年近く経ているわけですから、現在の状況はどうだというふうなのを比較できるようにさせてもらえないかという話をしましたら、著作権に触れるのでそれはよくないということで、取りあえずガリ版で出来ている小冊子をワープロ文字化の小冊子に変えるという作業です。ただ、それをする作業だけじゃなくて書かれている中身を各集落ごとに現実に合わせてもらって勉強会の材料にしたいという風に思っています。
委員  大河津地区、それから山ノ脇地区を対象にしたいという話で、これで全ての集落がクリアされますか。
地域を良く知ろう会  全部ではないです。当時、編集なさった方々に聞いてみますと、私どもの集落では色々そういう歴史はあったけれどこういう風に残してもらっては困るというところもあったらしいです。それで、本来全ての集落の方々に会って話を聞いてみたんですが、そういう関係で書いてない、残ってないという、冊子として出来てないのはそういう理由があったらしいです。
委員  これが出来た場合は関係集落の皆さんに一戸ずつ配るということですよね。また、関係機関には寄贈ということですよね。
地域を良く知ろう会  はい、そのように考えています。
委員  120部でそれで全部いくんですか。
地域を良く知ろう会  一番多い集落で96世帯ぐらいです。多少のバラつきがありますので、ただ寄贈する部分は20部、教育委員会なり図書の方に出す予定です。
副委員長  出来た物を集落の方でなくて、集落から出られた方が是非譲っていただきたいということがあった場合はどう考えてられますか。
地域を良く知ろう会  非売品ということになっているので、余裕があればおあげして差し支えないと思います。
副委員長  非売品ですので、お金では駄目だということですか。
地域を良く知ろう会  非売品というふうに一番最初に作られた方たちが、そういう名目で出来ていますので、お金を取って差し上げることはしないということになっていますので、私どももそういう考え方です。
委員  現存しているガリ版刷りの作られた経緯はわかりますか。
地域を良く知ろう会  昭和42年頃書かれたんですけど、中身は私どもが驚くような年代のものからずっと調べてきておられます。相談に伺った方々の話を聞きますと、或いは印刷製本屋さんに言わせますと、こういう冊子にしているのが保存に最適だということです。ガリ版のは時間が経つと色褪せてきたり私どもが見てても解読できないのがあります。だんだん刷っていくうちに線が割れてきたり表が二重になってしまったりします。せっかくの物を何とかできないかなということで、私ども「地域を良く知ろう会」がマップを作ったのが一番最初なんですけど、それを廻っている間にそういう話が出て、出来るとこはあったら残しておきたいということでございます。
委員長  13年前に野積青年団のガリ版刷りで茶褐色のボロボロのやつが13冊出てきまして、それを1年がかりで復元した経験があります。正直思ったのが記録を残しておくこと、要は原本は大切に保管することと、それからワープロ化と言いましたけど、パソコンがレベルアップした機種変更したりフロッピーディスクからUSBに代わったりしますと変換することが面倒なん
です。だから、パソコンなんかに保管する場合は気をつけてやった方が後々になって引っ張り出そうとして駄目な場合もあります。それから古い史料ですが、例えば家を建て直したとか管理の方が無くなって世代が代わった場合、紙屑同然に思う方がいるかもしれないし、公民館の文書史料室などに保管してもらった方がいいんじゃないかと思います。
地域を良く知ろう会  図書室なり或いは復刊の許可を寺泊公民館長から貰っています。出版社の史料は機械が変わったときにうまく変換されないと宝の持ち腐れになりますので、私は本と一緒におあげする予定でいます。あとは、図書館なりどういうふうに管理されるかお願いしたいと思います。実際に貴重な史料ですので残しておきたいと思いますけど、ある程度年限が経つと紙自身が当時の藁半紙なので、両方うまく残せるようにお願いしたいです。
委員  ガリ版刷りをワープロ化することはそう困難でなくてクリアできると思うんですけど、問題はどんな風な形で勉強会をされますか。
地域を良く知ろう会  4月12日に公民館主催で山ノ脇地区の古墳を取り上げた講演で、その中でたまたま話を聞いたものですから、このマップのPRを兼ねて参加させてもらいました。山ノ脇学区の未だ冊子になっていないガリ版刷りの中身を、表に出てないですけどこういうのがありますよという話をさせてもらいました。その地域にいる人は知っておられるでしょうけど、何ヶ所か廻ってどうだこうだと論議も出来ますし、現実に本に書いてあるものが形になっている場合もあります。我々が気付かなかった場合もありますし、そういうのを皆で廻ってあげるというのもいいんじゃないかと思います。冊子を作るよりはそっちの方が大変だと思います。集落の人たちの認識を新たにしてもらって皆で伝えて残していこうという方向にいけばいいんじゃないかなと思います。
委員長  他にありますか。
(質疑なし)
委員長  無いようですので、質疑はこのへんで終わらせていただきます。「地域を良く知ろう会」さん、ありがとうございました。
(地域を良く知ろう会  退室)
委員長  それでは、これから補助金の交付対象団体とすることの適否について、決定していただきます。決定にあたっては、申請団体が1団体のため、挙手による多数決でお願いします。
 「地域を良く知ろう会」を平成26年度長岡市地域コミュニティ事業補助金交付対象団体とすることに賛成の方は挙手をお願いします。
(賛成多数)
委員長  賛成多数で、「地域を良く知ろう会」を平成26年度長岡市地域コミュニティ事業補助金交付対象団体に決定させていただきます。
【議題(3)『地域の宝』の磨き上げ事業(仮称)について】
委員長  これについて、地域振興戦略部より説明をお願いします。
地域振興戦略部課長 (資料:「『地域の宝』の磨き上げ事業(仮称)について」により説明)
委員長  只今の説明について質疑に入ります。皆さんご意見等ありましたらお願いします。
支所長  補足をさせていただきます。25年、26年度が皆さんにお願いしている地域委員会での任期の期間だと思います。今期で取り組むべきテーマというものは今、鋭意議論を重ねているところですが、今ほど説明のあった『地域の宝磨き上げ事業』についてはそれと全く別で、追加されて議論を重ねていただくという風な認識をもっていただければと思っています。
委員  今まで取り組んできたいろんな地域の課題がありましたよね。それを整理してということは、それと別ということなんでしょうか。その事を含めて更にということでしょうか。
地域振興戦略部課長  含めてということになります。
委員  そうすると、今まで沢山あったのをせいぜい二つか三つに絞って何が良いかということですね。
地域振興戦略部課長  それを整理した中で、やってきた事業をスケールアップする形で集約して重点化するイメージです。
委員  各地域でみんな出してくるわけでしょ。それを共有してみんなでやるという意味なんですか。
地域振興戦略部課長  共有できるというイメージですよね。ただ、各地域においてはその宝が誇りと自信に繋がるものになると思うんです。
委員  これは、これからの長岡市の中心的な目玉の活動になっていくんですか。
地域振興戦略部課長  地域の振興策としては中心事業になっていくと思います。
地域振興課長  今後の方向ですけど、この部分については別予算といいますか今までの地域委員会の開催とは別に、この部分に専門的に議論していただく必要も出てきますので、当然地域委員会の回数も増えていくものと考えております。次回の委員会では皆さんからご意見を出していただきながら、更に地域委員会で決めていただいた課題の検討についても同時に進めていかなければ駄目だと思います。二本立てになってくるところですが、27年度以降に予算化できるものについては、10月秋ぐらいまでに予算化して実施に向けて取り組んでいくことになります。次回以降これについても同時に議論していただく必要があると思っておりますのでよろしくお願い申しあげます。
委員長  過去をリセットというのは、新しい宝という意味なんでしょうか。
地域振興課長  地域の宝は色々あると思うのですが、今まで自慢できる物、景観であったり自然・歴史・行事イベントも入ってくると思うんですけど、そういう物が寺泊地域の宝として今後磨き上げて事業化して、将来を担う子供たちと一緒に継承していくという目的の中で、今まであった行事・事業をもう一度ということはあり得ると思うんです。
地域振興戦略部課長  全くこれまでやってこなかったことは無いのか、何らかの形で取り組んできたものをもう一回再整理し直す部分になるのかと思うんです。
委員長  継続性のレベルアップですよね。私どもが歩いていても判らない石ころを他の人が見ると宝に見えるわけです。日常の視点だけで見ても慢性化してパスする訳です。だから、別の視線を置いてみるのも良いので、他の地域の委員会とか交流会なんかも必要になるのかなと思います。
地域振興戦略部課長  いくつか候補が出てきた場合に、実際に関わっている団体の方とか意見を聞くということは必要になるかも判らないです。
委員  首都圏にアピールすることになると、小さいことでなくて寺泊を代表するようなことになってしまいますよね。そうなると小さな地域の宝でなくて、寺泊を代表するような歴史とか観光とか海とか、そういうものになりますね。
地域振興戦略部課長  海はどうしても何か出てくるような気はしています。
委員  結局、過去の10年というのは合併前の地域地域が主体になって地域の発展をしてきたわけですよね。それを新市10年経った中で各地域だけでなくて市民全体が参加していけるような事業ということを言っているのですか。
地域振興戦略部課長  例えば寺泊地域の宝も、旧長岡の人間にとっても宝になるということは考えているわけですが、住んでいる方が以外と気付かない部分があるんですが先ずその自分たちの資源を再認識していただいたうえで本当に宝だということで磨き上げて事業実施していくイメージなんです。それが地域の皆さんの自慢になるということだと思います。
地域振興戦略部長  取りあえずは地域の宝を出していただいて、最終的には寺泊地域だけの宝じゃなくて全市の宝としてきちんとやりたいと思っています。そのためには、例えば教育委員会でやっている熱中!感動!夢づくり教育で色々な地域の子供たちにも寺泊の宝を知ってもらう。それで、オール長岡の宝として今度全国に発信する取り組みをやっていきたいと思っています。先ずは地域の方たちが何を宝に思っているのか、それをどう磨き上げていきたいかということをお聞かせいただきたいと思っています。地域住民が継続的に何か取り組みをやっているものを行政が支援していくのが基本です。例示であげさせていただいたホタルは、越路地域で色んな広報活動団体がありますので、全市的な取り組みがあって、しかもホタルを育成・保存するという団体もありますので、そこに対する助成金を出す。若しくはイベント経費を出す。場合によっては環境整備のハード部分も行政の方で必要であればやっていくというのがイメージになるかと思います。
委員長  ほかに無いでしょうか。
(質疑なし)
委員長  無いようですので、これで質疑を終わりにします。この件については、次回の委員会から議論いただきたいと思います。
【報告(1)平成26年度長岡市予算(寺泊支所)の概要について】
地域振興課長
産業建設課長
市民生活課長
(資料:「平成26年度当初予算寺泊地域関係主要事業」により説明)
委員長  今の報告のとおり、今年度の寺泊支所関係の予算について計上されているということであります。
【その他】
地域振興課長  本年、中越大震災から復興10周年の節目を迎えまして、犠牲者への追悼と復興支援に対する感謝の想いを全地域が共有し、また東日本大震災の希望の光となるよう合併11地域で花火の同時打ち上げが予定されております。日時は、10月23日の木曜日。時間は午後6時から午後7時の間ということで未だ詳細は決定しておりませんが、花火は白菊の10号玉を各地域3発ずつということになっております。寺泊地域の打ち上げ場所については、これら趣旨からいたしますと寺泊地域でも被害の大きかった地域が相応しいかと考えておりますが、具体的な場所については現在検討中でございます。その一点だけご報告させていただきます。
委員長  皆さんの方で、何かご意見ありましたらお願いします。
(意見なし)
委員長  無いようですので、これで今回の地域委員会を終わらせていただきます。
【閉会】

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寺泊支所地域振興・市民生活課
TEL:0258-75-3111  FAX:0258-75-2238
メール:tr-chiiki@city.nagaoka.lg.jp

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