最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 平成22年度 第2回 中之島地域委員会 |
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開催日時 | 平成22年11月29日(月) 15:00~17:00 |
出席者名 | 【委員】 田口 正一 委員長 地域代表 金子 功 副委員長 地域代表 塩入 清補 地域代表 石川 幸夫 地域代表 高野 輝夫 地域代表 本名 浩利 地域代表 大竹 勝巳 学識経験者 原田 敏 学識経験者 松澤 悦子 学識経験者 柿本美恵子 学識経験者 中村 祐子 学識経験者 【長岡市】 地域振興戦略部長 金子 淳一 中之島支所長 小黒 憲雄 支所各課長・事務局 地域振興戦略部2名 【報道関係、傍聴人】 報道機関2名 |
欠席者名 | 【委員】 齋藤 清利 地域代表 高森 精二 地域代表 吉野久美子 学識経験者 |
議題 | 1 合併検証「長岡方式の地域自治について」 2 平成23年度ふるさと創生基金事業について |
会議の概要 | 長岡方式の地域自治について、地域振興戦略部より説明を受けた後、今後の地域委員会のあり方や、地域委員の役割等について意見を聴取した。 平成23年度ふるさと創生基金事業について、現段階での地域委員の意見を聴取し、近々に開催するふるさと創生事業実行委員会で、地域委員の意見を参考に協議することとし、次回地域委員会で再度実施事業について協議、検討することとした。 |
会議資料 | 平成22年度第2回中之島地域委員会次第(PDF 4KB) 合併検証「長岡方式の地域自治について」(PDF 14KB) 平成22年度ふるさと創生基金事業実施状況(PDF 18KB) |
会議の内容
【あいさつ】 | |
田口委員長 | (省略) |
金子地域振興戦略部長 | (省略) 【合併検証「長岡方式の地域自治について」】 |
田口委員長 | 地域振興戦略部より説明をお願いしたい。 |
河内地域振興戦略部特命主幹 | (資料「合併検証「長岡方式の地域自治について」」により説明) |
田口委員長 | 今の説明について、質問、意見等があったら発言願いたい。 |
原田委員 | 中之島地域は、大きく8つの地区に分かれており、それぞれの地区の連合会長が地域委員となっている。 各地区における課題や情報を共有し、かつ、掘り下げた議論ができ、中之島全体としてどのように取り組んでいくか、その方向性が見出せるまでの議論ができればよいのではないかということを、今任期中の活動の中で感じたところである。 |
大竹委員 | 中之島は南北に長い地域であり、自分が住んでいる地区から遠い地区は見えづらい、情報が入りづらいという傾向がある。 各地区の連合会長が地域委員になっていることから、地域委員会で各地区の課題等を取り上げ、掘り下げた議論をし、意見を聞くことができれば、より有意義な地域委員会になるのではないか。 中之島の地域委員から、今後も地域委員会が必要であるという意見が多いとのことであるが、このような傾向や課題があることも、多くの地域委員が必要性を訴えるひとつの要因ではないかと思う。 |
松澤委員 | 中之島地域は、他の支所地域に比べ知名度が低いと思われる。地域委員会として中之島地域にどのような特色があるか、もっとPRできるような方策を話し合っていく必要があるのではないか。 |
高野委員 | 原田委員や大竹委員が発言されたように、各地区の情報や課題を共有しながら、活発に意見を出し合えば、もっと地域委員会が盛り上がると思う。 地域委員会は聞くだけでの場ではなく、もっと掘り下げて議論していく場にする必要があるのではないか。 |
原田委員 | 中心部から離れた地区に行ったとき、中之島地域で行われているイベントについて住民の方から話を聞く機会があった。 中之島地域でいろいろなイベントを行っていることは、支所からのお知らせ等で知ってはいるが、年1回でもいいので、中之島地域の住民が年代問わず大勢集まって、一体となって取り組めるイベントを行ってほしいという意見をいただいた。 このような住民の声に対しても、地域委員会で積極的に話し合いができる気運が高まれば、よりよい地域委員会になると思う。 |
中村委員 | 議題について意見や議論するだけなく、生活しやすい地域づくり、例えば高齢者が買い物に行くときや通院の際にバスの便が悪いという課題に対して、どのように解決していくか等、身近な課題について気軽にいろいろと話し合えるような環境づくりも必要ではないかと思う。 |
田口委員長 | 気軽に議論ができる雰囲気をつくることが、細かい諸問題についての議論につながると思う。そのような課題について、より掘り下げた議論をする場として分科会があるが、今年は日程等の都合で開催機会が少なかったことは反省すべきことと思う。 |
本名委員 | 今ほどの中村委員の発言内容に関係する部分もあるが、バス路線の空白地区がある信条、三沼、西所地区の各戸に対して、公共交通機関の必要性についてのアンケート調査を実施している。 住民が何を望んでいるのか、また、高齢者の通院等が不便である現状を解消するにはこの地区に何が必要か、今年の春から何度か会議を開催し、現在も議論を進めている。 空白地区の解消には、当然経費がかかってくるが、この点についても先進地の情報を参考にしながら検討を進めているところである。 |
原田委員 | 刈谷田川改修により生じた約3ヘクタールの敷地で、先日植樹会が行われ、私も参加してきた。 この敷地の利活用については、県が主体となってワークショップを開催し、長岡市、見附市の両市の地域住民が議論を重ねてきたところである。 この敷地に、今後キズナの森(仮称)をつくろうということであり、地域住民主体で管理しようという動きがある。NPO法人設立の方向性もあるようだが、これは、地域住民の意識を変える絶好のチャンスだと思うし、地域委員会も関わっていければと思う。 2市にまたがり難しい問題も多いと思うが、5年後、10年後のキズナの森の姿を夢に描き、我々地域委員も関わりながら、地域一体となってこだわりのない気持ちで、地域のくつろぎの場として整備が進むよう活動できればと思うので、今後の検討課題として取り上げてほしい。 |
小黒支所長 | 地域委員の皆様から、地域委員会や長岡方式の地域自治について、多方面から意見をいただき感謝している。 意見を聞いていると、地域委員会のあり方や目的についてご理解いただけたのではないかと喜んでいるところである。 当初は、何が地域委員会で、地域委員の仕事は何かという疑問を持ったままスタートしたが、その後地域委員会を重ねていく中で、どのようにしたら地域住民の声を吸い上げた議論ができる地域委員会になるのか、活発に意見を出し合いながら進めてきた。 これまでは、都市計画マスタープラン等の行政の施策に対する地域委員の意見を聞くという一方的な感があったかもしれないが、地域の議題、課題を共有し、何をすべきか、何が不足しているか等意見を出し合い、議論できるようになってきたことは大きな前進と思っている。 |
河内地域振興戦略部特命主幹 | これまでの意見をまとめさせていただきたい。 まず、各地区の情報の共有化が大事であり、情報を共有化するためには、各地区が抱える課題や、住民が何を望んでいるのか等をきちんと把握する必要があるという意見があった。バス路線の問題や、防災公園に関すること等具体的な課題についていくつか意見があったが、情報の共有化については、今後地域委員会での大きな検討素材になるのではないかと思う。 また、地域の一体感の醸成を図るためにどうするかを考える必要があるのではないか、中之島地域の知名度を上げるために、長岡市の中の「中之島」というものをアピールしていこうという意見があった。 地域委員会は、市長の附属機関であり、主な役割は諮問に対する答申であるが、例えば交通対策について議論しようとなった場合、いろいろと調べた時、行政しかできないことなのか、住民主体で取り組むことできるのか、行政と住民が協働で取り組むことなのかを議論し、整理する場でもあると思う。中之島地域全体、また、各地区において、地域委員会で議論したことをいかに実行に移すか、町内会長、関係団体等と情報を共有しながら合意形成していくことが理想だと思っている。 権限というよりも、そういう視点で何を整理すべきかを議論していくことが、内容の濃い、足跡の残る地域委員会になるのではないかと思う。 |
田口委員長 | 他に意見等あったら、発言願いたい。 |
田口委員長 | 無いようなので、次の議題に入る。 【平成23年度ふるさと創生基金事業について】 |
田口委員長 | 事務局より説明をお願いしたい。 |
地域振興課長 | (資料「平成22年度ふるさと創生基金事業実施状況」により説明) |
田口委員長 | 今の説明について、質問、意見等があったら発言願いたい。 |
田口委員長 | 大口れんこん収穫体験ツアーは継続して実施しているが、参加者の反応はどうか。 |
地域振興課長 | この事業はリピーターも多く、また、遠方からの参加者もある。今年は上越市や新潟市からも参加があった。 大口れんこん生産組合の全面的協力により行っている事業であり、内容についても参加者から非常に喜ばれている。 |
原田委員 | なかのしま探検隊に参加したが、一緒に参加した孫も喜んでいたし、個人的にも満足な内容だった。小学生の親子の参加者も喜んでいた。 実施後の参加者の声を発信すれば、参加者増につながるのではないか。 |
地域振興課長 | 支所からのお知らせに事業の実施状況を掲載しており、また、年末に1年間のふるさと創生基金事業の実施状況をまとめた広報誌も発行し、全戸配布しているので、その中に参加者の声を載せて発信していきたい。 |
金子委員 | 中之島ふるさとかるたを今年度中に作成するとのことだが、その活用方法についてお聞かせいただきたい。 |
地域振興課長 | 予算の都合もあり、作成する数は、一般的な大きさのかるたを3セット、大判のかるたを2セットの予定である。 セット数が限られていることから、貸出での対応を考えており、学校や保育園、地域での行事で活用していただきたい。 |
金子委員 | 以前行っていたかるた大会を計画してほしい。作成部数も少ないと思う。多くの方から活用していただき、かるたを通じて中之島のことを知ってほしいので検討していただきたい。 |
柿本委員 | 以前は中之島つくろう塾が主催でかるた大会が行われており、その企画運営に携わったことがある。 かるたを楽しみながら中之島のことが勉強できることから、小学校の先生方は非常に喜んでいたので、かるた大会がなくなったことを残念がっていた。 機会があったら、また復活してほしいという声もあったことから、かるた大会の計画も検討してほしい。 |
塩入委員 | 大口れんこん収穫ツアーは、市外からの参加者をもっと増やしたいので、募集、周知方法を検討してほしい。 |
田口委員長 | 本日この場で、次年度の事業を決定するわけではなく、方向性や取り組みたい事業等についての意見を伺うものである。今後ふるさと創生事業実行委員会で、本日の意見を参考に検討するとのことなので、他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
原田委員 | なかのしま探検隊のようなツアーで、中之島地域を含め近隣の合併地域も1日かけて巡るような事業も検討してはどうか。 与板地域は直江兼続、和島地域は良寛のゆかりの地であることは知っていても、足を運んだことがない人もいると思うので、広く長岡市を知る意味で今後考えていってもよいのではないかと思う。 |
小黒支所長 | ふるさと創生基金事業として複数の事業に取り組んでおり、継続して実施し、実績を上げている事業、新たに取り組んだ事業がある。 中之島ふるさとかるたについては、セット数が少ないのではないかという意見、かるたのセット数を増やし、教材として多くの方から活用ほしいという意見もあったが、限られた予算の中での事業配分も含め、優先順位や事業内容の充実等と合わせて検討していく必要がある。 地域委員の皆様からいただいた意見を参考に、今後ふるさと創生事業実行委員会で検討し、次の地域委員会でも議論いただきながら進めていきたいと考えている。 |
田口委員長 | 広く効果のある事業を展開できるよう、本日の意見を踏まえ、ふるさと創生事業実行委員会で検討していただき、次の地域委員会でも議論できればと思う。 ふるさと創生事業実行委員会の開催予定はどのようになっているか。 |
地域振興課長 | 年内では来月、ふるさと創生事業実行委員会を開催し、1月以降も開催する予定である。 |
高野委員 | 伝統行事体験事業、大口れんこん収穫体験ツアー、なかのしま探検隊については、参加者からも非常に喜ばれており、中之島のPRにつながる事業だと思うので継続実施でどうか。また、中之島ふるさとかるたについては、ぜひセット数を増やしてほしい。 |
田口委員長 | 他に質問、意見等あったら発言願いたい。 |
田口委員長 | 以上をもって本日の地域委員会を閉会する。 以上 |
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