現代版
国漢学校 互尊文庫
大手通坂之上町地区再開発事業

米百俵プレイス(仮称)から
始まる新たな未来

米百俵プレイス画像

連載 その七 国際人材

 かつて先人は未来を見据え、長岡のまちの礎を築きました。そして今も同じ志を持って活躍する人がいます。次代を担う若者たちにその想いを伝え、未来へとつなぐ「米百俵プレイス(仮称)」への期待の声と魅力を紹介します。
【問】中心市街地整備室TEL39・2807

齋藤博画像 日米の平和を説いた外交官
“郷里は長岡”の駐米大使

明治19(1886)年〜昭和14(1939)年
持ち前の社交性で世界中に人脈を広げ、「アメリカ人よりアメリカを知る」と言われた外交官。



広い視野がこれからの時代の力に

 長岡は、青少年の国際交流が盛んで、これまで約30年にわたって2、000人以上が海外を訪問しています。
 私は、18歳で初めて海外に行きました。日本と違う文化や自然、全てが刺激的で今も胸に刻まれています。世界の多様な価値観に触れることの大切さを実感したんです。
 長岡の学生には、若いうちからさまざまな国の文化に触れてほしいです。違いや共通点に気付き、その理由を追究することで、国際感覚が養われ、視野が広がります。多角的に物事を捉え、発想力を育むことが、これからの時代を切り開く力になります。
 米百俵プレイスには、地球広場のほか、産業支援機関や4大学1高専の拠点も入ります。それらの機能をつなぐことによって、さらなる可能性を生み、世界で活躍できる人が育つ環境になります。
 人材育成には多くの時間がかかります。「米百俵の精神」のように、先を見据えたビジョンを持って臨んでいきます。

原 和彦さん画像 公益財団法人
長岡市国際交流協会
理事長

原 和彦さん

平成20年に理事長に就任。青少年を中心とした海外の姉妹都市との交流に取り組む。スーパーマーケットの原信などを経営するアクシアル リテイリング(株)代表取締役社長。

米プレこんなトコ 国際人材が育つ
多文化共生の拠点に
米プレQR画像
 外国人市民が活躍するための生活支援や国際理解の拠点「地球広場」を令和7年度に移転。留学生や海外との交流を通じ、次代を担う若者が多様な文化や価値観に触れる機会を提供し、世界的な視野を持つ人材の育成を目指します。
国際交流センター「地球広場」画像
▲多様な文化に触れられる国際交流センター「地球広場」

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