台風19号から1年

災害対策車両基地の設置へ
国と連携して水害対策を強化


 昨年10月に発生し、市内に大きな被害をもたらした台風19号から約1年。市ではその教訓を踏まえ、国や県と信濃川流域で一体となった防災・減災対策を進めています。
 信濃川河川事務所と9月25日、浸水被害が発生した今井地区近くの市有地に、災害対策車両基地を設置する覚書を締結しました。
 基地の設置で、信濃川沿川における浸水被害に迅速な対応ができるようになります。
 車両基地の整備は、10月から開始。来年3月までに車両庫を建設し、排水ポンプ車2台と照明車2台を配備する予定です。


国や他自治体と取り組みを共有
 10月12日には、国や県、信濃川中流域の自治体による協議会で、台風の被害を教訓とした対策の報告会をアオーレ長岡で開催。河川整備や住民の避難行動に対する取り組みなどを共有しました。
 市は今後も、国や県と連携し、実行性の高い防災対策に取り組んでいきます。
【問】河川港湾課TEL39・2233、危機管理防災本部TEL39・2262
覚書を締結した信濃川河川事務所長・室永さん(右)と磯田市長(9月25日)画像
▲覚書を締結した信濃川河川事務所長・室永さん(右)と磯田市長(9月25日)

防災活動の講師を派遣します
 防災活動の困りごと相談や防災の知識を学びたいときは、お気軽にご連絡ください。自主防災会や町内会向けに、防災の知識を持つ中越市民防災安全士を講師として派遣しています。また、市職員による出前講座も実施しています。
【問】危機管理防災本部
中越市民防災安全士会による防災講座画像
▲中越市民防災安全士会による防災講座



家族みんなで話し合いましょう!画像
わが家の防災タイムライン

家族で避難行動を
考えてみませんか?

 学校での防災教育の教材として、小学4〜6年生向けに「わが家の防災タイムライン」を作成しました。子どもの防災教育を進め、地域の防災力の向上につなげていきます。各家庭でも、安全に避難するために活用し、いざという時に備えましょう。 ながおか防災ホームページQR画像
▲ながおか防災ホームページでも公開
タイムライン画像



最初に利用した川瀬厚子さん画像
乗り合いタクシー
実証実験
和島

地域の足、確保へ

【問】交通政策課TEL39・2267

 和島地域で10月から、予約制乗り合いタクシーの実証実験を行っています。
 実験は中之島・栃尾地域に続き3地域目。路線バスの廃止に伴い昨年度から導入した栃尾では「買い物が便利になった」などと好評です。自宅から目的地を直接つなぐ運行は和島が初めて。住民のニーズに沿った地域の足の確保につなげます。
 運行初日の10月1日、最初に利用した川瀬厚子さん(写真)は「バスが通らない病院が利用できるようになって、ありがたいです」と話しました。


車体のデザイン技大生が考案
 車体に貼るロゴのデザインは、長岡技術科学大学の学生が考案しました(下)。学生は、交通の問題解決に協力したいと、地域の生活交通を話し合う住民会議に参加して案を検討。住民の投票で決定しました。
車体に貼るロゴのデザインは、長岡技術科学大学の学生が考案画像



長岡のお酒のまとめサイト

「長岡うまいものドットコム」
を開設しました!

お歳暮に
も便利♪
【問】農水産政策課TEL39・2223

 「長岡の名物を贈りたいけど何が良い?」「長岡のお米や野菜、どこで買えるの?」。市は、市内外からのこうした声に応え、市内事業者の既存の販売サイトを集約した「長岡うまいものドットコム」を開設しました。
 長岡産食材を米や野菜、海産物、精肉、日本酒、発酵食品などの10種に分類。食材の説明や各事業者の販売サイトを一覧で掲載しています。いつでも、どこでも、簡単に長岡の食材を探して、購入することができます。
 消費者と事業者が利用しやすいサイト運営を通じて、地域産品全体の販売促進を図っていきます。ぜひ市外・県外の人にもご紹介ください。

「長岡うまいものドットコム」QR画像
▲「長岡うまいものドットコム」はこちらから
「長岡うまいものドットコム」イメージ画像

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