
雨で濡れた路面はスリップしやすく、また雨の降り始めも表面の埃がオイル状になってスリップしやすくなります。
速度の出しすぎに注意し、車間距離を長めにとりましょう。
雨の日は水滴や、ガラスの曇りにより視界が悪化して、前の車や歩行者の発見が遅れるなど、事故の原因となる場合があります。
乾いた布を常備し、拭き取りを行うとともに、エアコンを効果的に活用しましょう。
ガラスに付着した油膜も雨の日には大敵です。定期的に除去しましょう。

雨が降り出した時、歩行者や自転車利用者は濡れるのを避けるため、思いもよらない行動に出ることがあります。
雨が降り出した時は、歩行者や自転車利用者の行動にも十分注意しましょう。
タイヤの溝が浅くなると、停止距離が長くなり、滑りやすくなります。
タイヤの点検を忘れずに、またワイパーなどの作動状態も同様に確認しましょう。
~交差点のひとくちアドバイス~
一時停止標識のある交差点で、左右を見通せる位置まで一気に進んでから停止していませんか?
それは誤りで、他の自動車はもちろん、歩行者や自転車と衝突する可能性があります。
※特に見通しの悪い交差点では、下記のような3段階の停止が重要です。

① 停止線での停止
停止線の直前で一時停止し、周囲の安全を確認する。
② 自車を見せる停止
安全を確認しながら少し進んで自車の頭を出し、再停止する。
③ 確認の停止
左右の確認ができる位置まで進み、再度一時停止し、安全確認する。