7月豪雨の岡山県高梁(たかはし)市を
官民チームで復興支援
【問】危機管理防災本部TEL39・2262

 7月に西日本を襲った豪雨は各地に甚大な被害をもたらしました。市はその中の一つ、岡山県高梁市から要請を受け、復興を支援しています。
 災害経験の少ない同市に対し順次、官民連携チームを派遣。行政と民間団体が、これまでの被災・支援経験で培ったノウハウや強みを連携するため一つのチームとなり、先を見据えたサポートを展開しています(主な支援は下図)。
 高梁市とは、幕末に河井継之助が同市の儒学者・山田方谷(ほうこく)から教えを受け、現在は文化交流で縁があります。歴史的なつながりを大切に、一日も早い復興を官民協働で支援していきます。

現場経験を持つ長岡市の支援に感謝
高梁市/前野洋行政策監
「前野洋行政策監」の画像
 このたびの長岡市のみなさんのご支援に、厚く御礼申し上げます。
 災害経験の少ない私たちにとって、被災直後は目の前の対応で精いっぱいでした。その状況の中で、先遣隊が官民それぞれの視点で被災者の状況を聞き取り、その後の支援につなげていただき大変心強く思います。長岡市の支援を力に、復興を進めていきます。
「被災状況」の画像 <被災状況>
住宅:422戸(全壊や床上浸水など)
市道:1,269カ所
河川:257カ所
農業施設:579カ所


<高梁市への支援>

「高梁市への支援」の画像

「高梁市への支援」の画像



点検

 6月の大阪府北部を震源とする地震では、ブロック塀の倒壊により人命が奪われる重大な被害が発生しました。
 建築基準法の規定を満していないブロック塀は、補修や撤去が必要です。所有者の責任により、安全点検、正しい管理を行いましょう。
【問】都市開発課TEL39・2226

「5つの外観チェックポイント」の画像
れんが造、石造、鉄筋のないブロック造の塀の規定
【高さ】地盤から1.2m以下
【厚さ】高さの1/10以上
【控え壁】塀の長さ4m以下ごとに、塀の厚さの1.5倍以上突出した控え壁

通学路沿道の住宅ブロック塀
改修工事に最大
10万円まで補助します
 申請前に、必ず都市開発課にご相談ください。詳細は、アオーレ長岡などにあるパンフレット、市ホームページをご覧ください。
受付期間=10月1日(月)〜来年3月1日(金) 対象者=塀を所有または管理する市民 対象の塀=小学校の通学路沿道にあるブロック塀(石積み、コンクリート組み立てなどを含む) 対象工事=塀の改修(全部または一部撤去を含む) 補助額=対象経費の2分の1(上限10万円) ※予算に達し次第締め切ります
【問】塀の構造・通学路の確認…都市開発課、申請手続き…住宅施設課TEL39・2265

ブロック塀の安全対策を行っています
 市は6月、市が管理する約700施設の緊急点検を行いました。13施設が建築基準法の規定を満たしていないことを確認。そのうち6施設のブロック塀を撤去しました。残りの7施設は注意喚起など応急対応を実施し、順次、撤去や補強などの対策を行います。
【問】管財課施設マネジメント室TEL39・2211
「宮内保育園のブロック塀撤去作業(6月30日)」の画像
宮内保育園のブロック塀撤去作業(6月30日)

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