子どもたちの教育環境の維持へ

栃尾地域住民が小・中学校の将来像を提案

 全国的に人口減少が加速する中、市内でも少子化が課題となっています。栃尾地域では、急激に減少する児童・生徒数とその教育環境を心配した保護者代表や地区の区長らが検討会を設置。昨年7月から6回にわたって栃尾地域の小・中学校のあり方を話し合い、3月26日に報告書を市へ提出しました。
 市は提案を踏まえ、子どもたちの充実した学校生活に必要な教育環境の維持に向け、小・中学校の再編内容を検討していきます。
【問】学務課 ☎ 0258-39-2239

金澤教育長に報告書を 提出する検討会の田中浩 一さん(左)

住民主体の提案は市内初

報告書の主な内容

令和10年4月を目途に1学級の児童・生徒数が一定程度となるよう小・中学校を再編

最終的に、栃尾地域の全ての児童・生徒が一体型校舎で学習する「義務教育学校」または「小中一貫校」を創設

再編や一体型校舎にどの学校を使うかは市に委ねる